自分は、薬局に勤め始めたころから、体制がきちんと整っていないと落ち着かない性格でした。前に勤めていた病院は組織が大きく、いろいろなことがしっかり整っていました。
そのころの感覚が、今も残っているのだと思います。
落ち着かなかったのは、たとえば次のような書類です。
- 薬局に揃えておくべき手順書
- 加算に必要な書類(新しく取るとき、すでに取っているもの、これから取る予定のもの)
- BCP(災害や感染症のときに業務を続けるための計画)
努力義務のものもありますが、最終的にはどれも必要になります。それなら早めに整えておくほうがいいと考えていました。
前の職場では、自分で勝手に作っていました
当時勤めていた会社でも、書類を整えたほうがいいと伝えたことはあります。ただ、経営側にはあまり響かなかったようで、結局は自分で勝手に作っていました。
作ったことで評価されたわけでもありません。それでも、そのころから書類をきっちりさせたい気持ちは持っていました。
BCPもそのときに作りました。インターネットで情報を集めて雛形を探し、自分の店舗に必要な情報を集めて組み合わせ、文章を整える作業です。
そのあとに薬剤師会から雛形が出たので、もう少しゆっくりやればよかったと思いました。それでも、いろいろ勉強になったので、そこはよかったと思っています。
今はAIが下書きを作ってくれます
今は、書類づくりのかなりの部分をAIが代わりにやってくれるようになりました。自分がするのは、作ってもらったものを確認する作業だけです。
とても便利な時代になったと感じています。
必要な書類の一覧がどこにもない
調剤薬局で必要な書類は、明確に一覧になっているところがありません。研修も同じで、どの加算を算定するのにどの研修が条件になっているのかを、一つずつ探す必要があります。
リストにまとめるのは、とても大変でした。
これもAIがやってくれます。難点は、出てきた内容が正しいかどうかを比べる資料がないことです。
そこで自分は、まずAIが出した一覧を別のAIにもう一度調べさせて、食い違いがないかを見ています。そのあと自分で加算の要件を読み、書いてある内容が正しいかを確認します。
この順で見ているので、漏れはあまりないと思っています。もちろん、100%合っているかと聞かれると、そこまでは言い切れません。
一方で、人が自分で集めるよりも、幅広い資料から拾ってきてくれます。その部分は、人がやるより信用できると考えています。
取る加算は薬局ごとに違うので、どの薬局にも当てはまる一覧がないのは当然かもしれません。もう少し整備してもらえると助かりますが、誰が整備するのかという話にもなります。
AIでまとめて、公開するところまで
そこで最近は、AIでまとめた内容を公開できる形にするまでの手順を、仕組みとして作っています。このサイトもその一つです。
研修の動画や訓練の動画も必要になるので、作り始めました。出てきたものは自分の目でも確認しながら、進めていきます。